症状

この2か月の間、顎の痛みを感じ悩んでいた。常に頬が張っているような状態が続き、口を動かすとさらに痛みが強くなる。口を開けるとガリッとした関節音も伴い、開けづらさもあり食事中は辛い状況であった。この2か月の間、隔週で出張があり出張へ出ては顎関節の痛みを抱え、地元へ戻ってきて過ごしていると弱まると言うのを繰り返していたが最近は治まらないことから相談を受けた。

施術と経過

顎関節の周りを細かくみていくと咬筋に特異的な緊張がみられた。そこでその部と関連する手の甲のツボに鍼をした。緊張緩和を確認し次に顎関節の動きと関わる肩甲骨のツボに鍼をした。すると顎関節の動きが良くなりそれまで抱えていた痛みが消失した。仕上げに下半身の緊張を解き終えた。

1週間後の施術の時に経過良好の報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 外谷 L
• 肩参 L
• 殷門 L

まとめ

咬筋に現れていた緊張を解いたことが全てである症例であります。環境が変わることによって身体に余分な力みが生まれその影響を受けたのが顎関節でありました。そこで関わる部にアプローチした結果、改善することが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院