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ムチウチなど首の痛みと鍼灸との親和性

ムチウチ×鍼灸ってアリなの??

ムチウチと言えば交通事故を連想される方も多いのではないでしょうか?

そして病院や接骨院で半年間、週何回か通えば解決しますと言われたのにもかかわらずなかなか改善が見られないというお悩みを抱えられる方も珍しくはありません。

 

でも鍼灸とムチウチってイメージもあまりないような・・・

大丈夫です。

もしそうなら知らないだけです。

 

今回は自分の経験を踏まえながらコラムを書かせていただきます。

 

一枚のレントゲン写真

この写真を見て頂くと医療関係者じゃなくても何となく異変に気付かれると思います。

写真に文章を埋め込ませていただきました。

この人の首は骨と骨とをつなぐ靱帯が断裂と言って、切れてしまっています。

そのため首の骨は7つあるのですが上部が前側にスライドしています。

 

このレントゲン写真は僕の首なんです。

 

これを患ったのは今から15年前。

「分かりやすく言えばひどすぎるムチウチ」と当時言われたのを鮮明に覚えています。

その時はもう10年もすれば手のしびれも出てきて大変な事になる可能性があるとは言われたもののそういったものは幸い出てきておりません。

しかし、あるものは残りました。

 

残り続ける鈍痛

その骨と骨とをつなぐ靱帯が切れていて何でつなぎとめるかといったら筋肉。

そのため、バランスを取ろうとし、硬く、じどーんとした痛みは残りました。

その15年の間、マッサージ、カイロプラクティック、局所的な鍼灸などを受けてきました。

そのやってもらった時はすっきりとしますが時間が経てば元に戻ったり、特に車を乗ったり、美容院の椅子などに座っているのが酷な時が多かったです。

故意に上を向くと左の首に必ず詰まって痛い感じもありました。

 

鈍痛が消えた日

僕の左首が大きく変わったのは整動鍼セミナー理論実践編。

デモンストレーションで首の痛みが有る人を募った時、僕はさっそうと手を挙げました。

なぜなら15年あたためたものがあったからです。

 

動き的に上を向くときに首が詰まって痛みました。

講師の栗原先生が僕に鍼を一本打つ・・・

 

するとス~ッと何も違和感がなく上が向ける!!!

 

「え!?・・・・   なんだこれ!!!」

 

これは衝撃でした。

それ以来、数ケ月経ちますが15年お決まりのように痛んでいた場所にもう痛みはありません。

 

鍼灸師はこう考える

確かに首自体に損傷があったとしたらその傷が癒える必要はあるでしょう。

しかし、その傷が癒えているはずの10年以上経過した時点でもなぜずっとじどーんと痛み続けるのか?

それは首にはもう原因がないと考えます。

 

何と!!鍼灸師はここを狙い打ち!!(赤枠)

例えば車でもムチウチの瞬間にハンドルをグッと握ったりして背中への緊張は強く出ます。

そこで生じた硬さが首も硬くしてしまいます。

しかしそれが取れればつながりがある首も自然と楽になってきます。

 

まとめ・ムチウチ症×鍼灸の親和性

僕が鍼を打たれた時に感じたのは鍼だからこそ触れられる深さに原因があるなぁというところ。

だから鍼灸は長年残り続けたであろうムチウチ症の原因を根こそぎ解決するので、ムチウチ症と鍼灸の親和性は非常に高いと言えます。

首の靱帯が切れている僕が言うので間違いありません!

ムチウチの後遺症でお悩みの方はぜひこのツボネットでお近くの鍼灸院をお探しになって行ってみてください。