NEW天候で悪化し頭痛薬が効かなくなる頭痛
症状
主訴は頭痛である。30年以上前から続いており、発症のきっかけは不明である。痛みは前頭部や側頭部にみられ、ズキズキ、ガンガンとした性質であった。常に頭痛があり、雨天時や台風の際には悪化し、寝込むこともあったという。日常生活全般に影響があり、外出後には高確率で頭痛が出現し、雨や台風の際には何もできなくなることもあった。医療機関では頭痛薬を処方されており、通常は服用により痛みが落ち着くが、症状が強い時には効果が得られないとのことであった。また、同時期に首肩のこりもみられ、リュックなどを背負って外出すると首肩のこりが強まり、そこから頭痛につながるとの訴えがあった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
10回
施術と経過
初診時には首肩周りに著明な緊張がみられ、右肩の動きの悪さ、頭部の熱っぽさも確認された。手や足のツボに施術を行った。初回施術後には右肩の動きが良くなり、首肩周りがスッキリしたとの変化がみられ、他覚的に感じられていた頭部の熱感も改善していた。その後、10回の施術を週1回程度の頻度で継続し、2回目以降も方針を変えずに施術を行った。初回施術後には3日間、頭痛薬を服用せずに過ごせたとの報告があり、荷物を背負って歩いた際に出ていた首肩のこりも出現しなかったという。その後も頭痛薬を服用する場面はあったが、服用頻度は徐々に減少し、10回目には台風や雨天時でも薬が効くようになり、寝込むことがなくなったとの報告があった。普段も薬をあまり服用せずに過ごせるようになったとのことで、その後は間隔を空けながら経過を観察している。
使用したツボ
機能スコア
まとめ
長年続いていた頭痛に対し、首肩周りの緊張や右肩の動きの悪さ、頭部の熱っぽさといった所見を踏まえ、手や足のツボを用いた施術を継続したことで、頭痛薬の服用頻度や、天候に左右されていた症状に変化がみられた経過である。首肩のこりと頭痛が同時期にみられていたことから、全身の状態を把握しながら施術方針を継続したことが、経過を追ううえで参考になったと考えられる。今後も間隔を空けながら経過を観察し、天候変化時の反応を含めて注意深く見ていく必要があると考えられる。
















