NEW腰がつらい
症状
40代の頃にバイク事故で腰部を受傷され、それ以降、長年にわたり腰痛を自覚されていました。
これまでマッサージや鍼施術などを受療され、疼痛の範囲や程度は徐々に改善してきたものの、「腰の特定の場所だけは改善しきらない」という感覚が残存していたとのことでした。
運動習慣として、ゴルフ、合気道、居合、卓球を継続されており、普段は座位中心のお仕事をされていました。
初検時には、
起床時や階段を降りる際に身体を伸ばす動作で痛みを感じる
長時間の運転後など、座位姿勢から立ち上がる際に痛みが出る
前屈動作および後屈動作で腰痛が生じる
ズボンを履く動作で痛みが出る
といった症状を認めました。
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来院者
男性
60 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年5月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初回施術
腰部だけでなく、臀部および下腿を含めた運動連鎖に着目し施術を行いました。
施術後は疼痛部位に変化がみられ、当初は「痛み」として認識されていた症状が、「突っ張る感じ」へと質的な変化を示しました。
患者様ご本人の評価では、気になる程度は、来院時を10とすると4~6程度まで軽減しました。
2~5回目
前屈・後屈・側屈など疼痛を誘発する動作を毎回確認しながら施術を継続しました。
臀部および下腿への施術により、
・前屈時痛の軽減
・可動域の改善
・疼痛部位の変化
が認められました。
3回目には前屈時痛の軽減と可動域の向上がみられ、立位・座位ともに前屈動作で痛みを感じにくい状態となりました。
その後も右側屈時痛や動作時の違和感が残存していたため、その都度動作を評価し、負担が集中している部位への施術を行いました。
経過中、施術期間中には、趣味や庭の手入れなどで活動量が増加した後に、一時的な疼痛増悪を認める場面もありました。
しかし、その都度疼痛部位および動作を評価し、評価に基づいた施術を積み重ねることで、症状は改善傾向を示しました。
5回目来院時には、前屈時および伸展時の腰痛は初診時と比較して‘‘7割くらい改善した‘‘ ‘‘仕事中の集中力があがった‘‘との実感が得られていました。
その後も施術を継続し、前屈時に残存していた突っ張り感も徐々に軽減しました。
11回目の最終来院後には、「もう日常生活で腰が気にならない」との状態まで変化がみられました。
使用したツボ
まとめ
本症例は、外傷を契機として長期間悩まされてきたという慢性腰痛に対する症例でした。
疼痛部位だけではなく、臀部や下腿を含めた運動連鎖に着目し、疼痛を誘発する動作を毎回評価しながら施術を行いました。
経過中にはスポーツ活動や作業負荷による一時的な症状増悪を認めましたが、その都度状態を評価し施術を行うことで変化が見られました。
最終的には、長年残存していた腰痛が日常生活において全く気にならない状態となり、良好な経過を得ることができた症例でした。















