NEW走った後の右太もも前面の痛みと歩行時の跛行
症状
30代の症例者は、子供と走って遊んでいた際に右大腿部前面中央にブチッという嫌な痛みを感じ、翌日から症状が顕著となった。膝を曲げる動作や足を曲げる際に痛みが生じ、静止時には筋緊張が強く、歩行時には痛みのため跛行を呈していた。また、屈む動作では大腿部だけでなく腰にも痛みを感じるようになった。日常的な運動不足があり、子育て世代として活動的な生活を送る中で発症した。症状に関連して首の痛みと腰の右側の痛みも訴えていた。医療機関での診断や治療は受けていなかった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の立位でのスクワット動作確認では、膝を曲げる際に大腿部中央から腰、臀部にかけて痛みが認められた。患部の筋緊張は著しく、圧痛も顕著であった。まず関連する背部のツボに鍼をしたところ、症状は大幅に改善され、股関節周囲の緊張のみが残存した。そこで関連する足指のツボに鍼をしたところ、痛みは完全に消失した。施術後、跛行は消失し、歩行時の痛みもなくなった。初回の施術で症状は改善し、その後の経過報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、運動不足の状態で急激な運動負荷がかかったことにより、右大腿部前面に筋損傷が生じたと考えられる。背部のツボへの施術により腰部から臀部にかけての関連痛が改善し、さらに足指のツボへの施術で股関節周囲の緊張が解消されたことで、大腿部の痛みが消失した。初回施術で跛行と痛みが完全に改善したことから、筋緊張の緩和と関連部位への適切なアプローチが奏功したと考えられる。子育て世代の運動不足解消には、段階的な運動負荷の調整が重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広
















