症状

2日前に乗馬中に落馬。落馬した際顔から落ちた。その後から顎に違和感を感じるようになる。
今日口腔外科で調べてもらったら顎が少しずれていると言われた。骨や歯に異常はなかった。

鍼が効くと思いネットで検索し当院に来院。

施術と経過

＜一診目＞
動作痛を見ると痛みはそれほどないが口を開けた時の引っかかりが気になる。また噛み締めた時にも違和感がある。
顔周りの筋肉の緊張を調べたところ強いコリを確認できた。関連する手のツボと背中のツボに鍼をするとコリが大幅に緩和され、口の開け閉めの時の違和感が８割ほど緩和されたのでこの日は施術を終了した。

＜二診目＞（5日後）
違和感は5割ほど減っている。下顎を前に動かすときに「ピリッ」とした痛みがでる。
前回と同様の施術に加え肩こり施術も行った。

治療終了後顎の開け閉めでは全く問題がなくなり、下の顎を動かす痛みも大幅に軽減されたので、様子を見るよう伝えて通院を終了した。

一週間後、「顎はもうなんともないです」と報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 養老 R
• 外谷 R
• 肩参 R
• T3(1) R

まとめ

受傷からの日数が2日と短かった事が早期の改善に繋がった。また肩コリや首の張り等の治療も並行して行ったことが早い回復に繋がったとも言える。顎の緊張は肩コリや首の張りも大きく関連している。今後もこのように全体をみて施術を行えるように努めたい。

症例を投稿した鍼灸院：國定鍼灸院