NEW外出前に襲ってくる腹痛

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NEW外出前に襲ってくる腹痛

症状

X-3ヶ月
学校に行きたくない日が増えてきて、それに伴い登校前に腹痛を訴えることが増えてきた。
次第に学校だけではなく外出する予定がある際に朝からお昼までトイレに篭るようになった。
病院にて過敏性腸症候群の診断。
その後、腹痛に加え、下痢を訴えるようになった。
過敏性腸症候群の薬を飲んでいるが変化は見られない。

トイレに篭ることが多く、日常生活に支障が出ているため、そこの克服を目的に愛知県内で過敏性腸症候群の名医を探していたところ当院にご来院された。

来院者

男性

10 代
期間

2024年4月～ 2024年5月
頻度

週1回程度
通院回数

6回

施術と経過

腹部症状の問診票であるGSRS問診票を使い、お悩みの程度を数値化、グラフ化した。

初診
GSRS全体スコア43
臍周囲および臍下にかけての筋緊張と圧痛がみられた。
それらの寛解を目的に下腿のツボ、メンタル的な面も含めて頭部のツボを使った。

2診目
GSRS全体スコア40
学校がない日はトイレにこもらなかった。
それ以外は下腹部が痛み、特に歯医者に行く前は全然トイレから出てこれなかった。
下腹部の硬さを寛解する目的で下腿のツボを使った。

3診目
GSRS全体スコア50
下痢が少なくなってきた。
しかし、みぞおちの灼熱感や腹痛の度合いが強く出た。
臍周囲の硬さに加え、みぞおちの灼熱感の訴えがあったため季肋部の硬さを取る目的で施術を行なった。

4診目
GSRS全体スコア38
下痢、腹痛が減ってきた気がするとのこと。
特に下腹部の硬さが目立ったためそこを寛解させる目的で施術を行なった

5診目
GSRS全体スコア32
下痢はかなり少なくなった。
外出前に腹痛が襲ってくることがなくなり、トイレに篭ることは無くなった。

6診目
GSRS全体スコア28
下痢、腹痛はなくなり、トイレにはこもらなくなった。

トイレに篭ることがなくなり、当初の目的は果たされたといえる