転職後から感じた身体の不調、腹部膨満感
症状
5か月前、受付業務に転職してから身体の不調を感じるようになった。腹痛が強く現れ、常に膨満感があり身体が重たい。食事は下すようになり身体が冷え、入眠が難しくなり生活のリズムが狂ってきた。仕事中に冷汗をかくこともあり身体の不調は顕著に現れるようになった。2か月前から病院を転々としており、内科・消化器科・婦人科と受診したが『異常なし』と言われ胃薬、眠剤等を続けてきた。年末にかけて、さらに深刻化し頭痛・浮腫み等出てきたため他の手段として検索すると当院がヒットした。
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来院者
女性
20 代
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期間
2023年1月 ~ 2023年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
身体を触れると頚背部が汗ばみ、腹部から下半身にかけて冷えが強く現れていた。
症状と温熱の境界線である、腹部の緊張に注目した。手足のツボに鍼をすることで対応すると本人が気にしていた膨満感が消失した。次に頚背部にみられたコリに対応すると頭痛が消失した。
5日後、『施術後から胃が動き、不調もそれほど感じることなく過ごすことが出来ている』とのこと。
同様の施術を行い再発防止に努めた。
使用したツボ
まとめ
温熱のバランスをみていくと腹部が境界線となっていたことや腹部の症状がメインであったことからこの部に着目しました。
この部は身体の中心であり、精神的なものも現れる重要な箇所であります。熱バランスの交流を促すことで症状を解消することが出来た症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広