症状

ご来院される前日夜突然背中が痛み始めた。
仰向けに寝るときに強く痛みが出る。
翌日になったら楽になっているだろうと思ったがさらに右の首まで痛みが出始めたのでご来院された。

施術と経過

痛みがある場所を確認すると右肩甲間部に自発痛があった。
首を動かしてみると右を向いた時に首が痛み、上を向くとその右肩甲間部が痛んだ。
痛みの場所、強く痛みが出ていることを考え脊柱の反応を確認した。
痛みや炎症に関連性が深い手のツボに鍼をした。
その後首を右に回旋させた時の痛みが消失した。
次に上を向いた時に肩甲患部が痛むのでそこに関連する首のツボに鍼をした。
鍼を抜き、上を向いても、仰向けになっても首の痛みは無くなった。

それ以後快調とのこと。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 後谿 R
• C4(2) R

まとめ

強い首の痛みの症状
どの動きで辛いのか？
では、その動きに対してどのツボが効果的なのか？
それらを考えて適切に対応をしていけば自ずと違いが見られる鍼の強みが生きる症例であった。

症例を投稿した鍼灸院：フルミチ鍼灸院