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首に違和感がある時の注意事項

首が重だるいなあと感じる時

 朝起きた時、首が重いなあ~

 なんだか、首が動きづらいなあ~

 と感じたことがありませんか?

          

こうしたケースは、しばらくすれば症状は改善するだろうと
そのままにしておくことが多いかと思います。

しかしながら、日にちが経っても中々首の重だるさが抜けず、

何とか改善したいと思う時、皆さんはどうしますか?

まずはセルフケアとして
  • 湿布をはる
  • マッサージをする
  • ストレッチをする
  • 痛む止めの薬を飲む
など まずは考えるでしょうか。
早く重だるさや痛みなどの嫌な感じを解消したいために、
何が一番良いのか、どのように対処してよいのか悩んでしまいますね。

首が動かせなくなってしまった!

首の違和感があったので、別の所で首をマッサージをしてもらったが、
その後、首が動かせなくなってしまった患者さんを時々診ます。

かなり激しい痛みがある患者さんは、このように首を固定して来院されたこともありました。

首のマッサージは慎重に

首をマッサージすることで、違和感が改善するケースはありますが、

首を刺激をする事で逆に筋肉の緊張が増し、硬くなるケースもあります。

このため、直接、首の筋肉に刺激をする時は、特に慎重を期するべきなのです。

首を支えている構造はどうなっているのか?

改めて首を支えている構造を見ていきましょう。

約5kgの重さがあると言われている頭は、

下図のように、首、肩、背中にある筋肉に支えられている事がわかります。

         
首が動かない原因は、支えている筋肉が連なって動くことができていないのです。

人間の体の中では、微妙なバランスが様々な箇所で働いています。
お互いに引っ張り合いになってしまうと体自身は、身動きが取れなくなってしまうのです。

鍼ではどんなアプローチをしていくのか

では、こうした場合、鍼ではどうするのか?

鍼でのアプローチとしては、痛みがある首にするのではなく

肩、背中、時には手や腕に鍼をしていき、首を動かせるようにしていきます。

本来働くべき筋肉などが働かず、痛みが発生していることが多いのです。

最近は、パソコン、スマートホンを使う機会が多いため、首や肩に負担になる事が多くなります。

首の違和感がある場合、鍼を選択肢のひとつとして考えて頂きたいです。