NEW季節の変わり目に繰り返す喉の圧迫感に対する施術例
症状
5月の終わり頃から、喉の詰まり感・圧迫感・息苦しさが続いている(つらさ7/10)。特に首を左右に動かすと苦しく、症状には波がある。耳鼻咽喉科を複数受診したが「アレルギー」「気のせい」と言われ、漢方内科で処方された漢方薬でも変化を感じられなかった。
暑くなる季節の変わり目に毎年同じ症状が出ており、以前にも同様の喉の違和感を経験している。喉の圧迫感が続くと不安感が出て、動悸がすることもある。旅行に出かけた時は楽だった。更年期の症状もあり、別の漢方薬で食欲は戻ってきている。
公務員で座り仕事・PC作業が中心。ストレスは中程度で、寝ても疲れが取れない、運動不足を自覚している。鍼は今回が初めて。
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来院者
女性
60 代
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期間
2026年8月 ~ 2026年10月
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頻度
月3回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初回、首の前屈・後屈・回旋を確認すると、特に左への回旋で喉の詰まりが強まった。臀部、頭頂部、手の甲と足の甲、前腕とふくらはぎに施術した。
2回目、「この1週間は押さえられるような圧迫感が続いた。先週は胃が痛くて食事を控えていたが、ようやく食べられるようになった」との報告。所見は前回と同様。仙骨周りと臀部、背中の上部、頭頂部、手の甲と足の甲、内くるぶしの上、手首に施術した。
3回目、「不安になったり作業が止まったりするほどの強さはなくなってきた」とのこと。つらさは10→4。左への回旋での詰まり感は残り、右の首の筋の働きが弱いことと左の腹部の緊張を確認。手の甲、頭頂部、肘と足の甲に施術した。
4回目、「施術後の2、3日は数字が上がって不安になったが、その後は2〜3くらいで、生活が止まるほどではない。天気や疲れ具合で詰まる時はある」との報告。左側屈・左回旋を確認し、臀部と仙骨周り、手の甲と足の甲に施術した。以降は間隔を空けて様子を見ることにした。
5回目、「喉の症状はほとんど気にならなくなった」とのこと。軽い動悸やくらっとする感じ、更年期の症状が少し残り、胃腸の調子も崩していた。臀部、内くるぶしの上と前腕、頭頂部、足の甲に施術した。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
季節の変わり目に繰り返す喉の詰まり感や圧迫感は、検査で異常が見つからず「気のせい」と言われて悩む方が少なくない。首の動きを確認すると左右差があることが多く、本症例でも左への回旋で詰まりが強まっていた。
喉そのものではなく、臀部や手足、頭頂部のツボで首の動きと体の緊張を整える施術を5回行い、つらさは10→2程度まで軽減し、「ほとんど気にならない」まで回復した。
喉の圧迫感に不安感や動悸が重なる場合は、症状の波を記録しながら間隔を空けて経過をみることが安心につながる。
※効果には個人差があります。
担当スタッフ
古瀬 凌





















