NEW登山下山時に出る膝内側の痛み
症状
膝の内側の痛みを主訴として来院した。約1か月前より登山の下山時に痛みが出るようになり、下山後数日間は痛みが続くが、その後は自然と痛みが軽快するという経過を繰り返していた。症状はしゃがむ動作で特に感じやすく、階段の昇降やしゃがむ動作の際に痛みが出るため、日常生活にも影響が出ていた。医療機関の受診歴は特になし。また、左腓骨筋腱脱臼の既往があり、同時期にたまに足首が外れそうな感覚もみられていた。
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来院者
50 代
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期間
2026年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初診時にニーベンドテストを行ったところ右膝の動揺が大きく、しゃがむ動作では膝が突っ張る様子が確認された。肩、大腿、腰部、下腿のツボを使用して施術を行い、週1回の頻度で計5回実施した。初回施術後には症状が軽くなった感覚があり、しゃがむ動作もスムーズになったとの反応がみられた。2回目以降も同様の方針で施術を継続したところ、初回施術後に行った二泊三日の登山では大きな支障はなかった。3回目施術後の登山では膝裏に「ピッ」と張るような感覚があり、翌日にしゃがむ動作へ不安を感じる場面もみられたが、その後も同様の施術を継続し、5回目来院時には膝前面の突っ張り感は残るものの、日常生活の動作には支障がない状態まで経過した。
使用したツボ
まとめ
登山の下山動作を繰り返す中で生じた膝内側の痛みに対し、動揺性や動作時の突っ張り感といった所見をもとに、下腿や大腿部を中心としたツボの調整を行った症例である。段階的に症状は軽減し、日常生活やしゃがむ動作への支障は少なくなったが、登山という負荷の大きい動作の後には一時的な違和感が再びみられる場面もあった。このことから、症状が軽快した後も動作への不安感が残ることがあり、経過観察や施術頻度の調整が重要であることが示唆される症例と考えられる。












