NEW足関節制限を伴う左膝内側痛と階段動作
症状
主訴は左膝内側の痛みである。1年前から登山中に膝の痛みが生じるようになり、冬季は症状が軽減していたが、7月に登山に行った際に再び痛みが出現した。痛みは左膝の内側を中心に感じられ、階段の上り下りで痛みが出て踏ん張りがきかない状態であった。朝から痛みが出現する一方、じっとしている間は痛みがないという変動がみられた。日常生活では、階段の使用時や踏ん張りが必要な場面で支障となっていた。整形外科を受診したが、特定の原因は指摘されず、自宅での筋力トレーニングを勧められていた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2026年8月 ~ 2026年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初診時には、しゃがみ込む動作で痛みが誘発されることが確認され、足関節の背屈制限もみられた。臀部、大腿部、腰背部のツボに鍼をした結果、初回施術後にはしゃがみ込みが可能となり、痛みはほとんどなくなったとの報告があった。2回目来院時には痛みが大幅に軽減していたとの報告があり、同様の施術方針で対応した。2回目の施術後には痛みがまったくない状態となったため、そこで施術を終了とし、登山の際に痛みが出た場合には再度来院するよう伝えた。
使用したツボ
まとめ
登山中に生じた左膝内側の痛みに対し、臀部、大腿部、腰背部のツボへの施術を行うことで、動作時の痛みに変化がみられた症例である。初診時にはしゃがみ込み動作での痛みや足関節の背屈制限が確認されており、膝以外の部位の機能が症状に関与していた可能性が考えられる。初回施術後に大きな変化が得られ、施術を重ねることで痛みがさらに軽減し、2回目施術後には消失していたことから、比較的短期間で症状が軽減した症例といえる。登山という特定の動作で症状が出現していたことから、今後も同様の場面での再燃に注意しつつ、必要に応じて対応していくことが望ましいと考えられる。











