NEWコロナ後の目眩、耳鳴り、頭痛
症状
頭痛、耳鳴り、めまい、中途覚醒を主訴に来院した。症状は4〜5年前に新型コロナウイルス感染症に罹患して以降、特に出やすくなったとのことである。めまいは下を向いた際にくらっとするタイプで、頭痛はひどい時には吐き気を伴うレベルであり、週に数回鎮痛剤を服用していた。耳鳴りはほぼ常時感じている状態であった。症状の程度に大きな変動はみられなかった。つらさからイライラしてしまい、平日は仕事が思うように進まず、休日に仕事をすることもあるなど、余裕のない状態が続いていた。医療機関の受診歴はなかった。また、中学時代にむちうちを経験して以降、首が緊張しやすい状態が続いているとのことであった。
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来院者
50 代
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期間
2026年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
初診時には胸鎖乳突筋の張り、股関節の圧痛、右肩上部の硬さが確認された。手足のツボ、背中のツボを用いて施術を行った。初回施術後、呼吸がしやすくなったとの訴えがあり、こめかみ周辺の張る感じも少し軽減した。中学時代のむちうちの影響で首が緊張しやすい状態を踏まえ、2回目以降は首の緊張を取り、熱がこもりにくくなることを意識して施術を行った。1〜2回目の施術頃からめまいと耳鳴りが気にならなくなり、3回目に来院した際には頭痛もほぼ感じなくなっていたとの報告があった。施術は週1回のペースで継続し、現在4回目に至っている。
使用したツボ
まとめ
今回のケースでは、頭痛・耳鳴り・めまいといった複数の症状の背景に、むちうちの既往による首の緊張や胸鎖乳突筋の張りが関わっている可能性が考えられ、首まわりの緊張を緩めることを意識した施術方針が、症状の変化につながった可能性が示唆される。手足や背中のツボを組み合わせて施術を行うことで、呼吸のしやすさや頭部周辺の張り感にも変化がみられた点は、今後の施術方針を考えるうえで参考になると考えられる。中途覚醒については経過の報告が得られていないため、今後の施術を通じて引き続き状態を確認していく必要があると考えられる。

























