NEW動作時に右腕が挙がらず鎖骨周辺に痛み
症状
30代女性が右腕の挙上困難と右鎖骨および肩甲骨周辺の痛みを訴えて来院した。症状は動作時に特に顕著で、日によって程度に波があった。腕をまともに動かせないことがあり、日常生活や仕事に支障をきたしていた。整形外科でストレートネックの疑いと診断されたが、特に治療は行われていなかった。初診時の触診では、背中、特に背骨周辺の緊張と前胸部の張り感が認められた。また、胸骨の特定部位に痛みがあり、その部分の圧痛が強く出ていた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年12月 ~ 2025年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初回施術では、背骨付近のツボに鍼をしたところ、胸骨の痛みが出やすい部位の圧痛が軽減した。その後、腕や背中のツボに施術を行い、前胸部や肩甲骨周辺の緊張を緩めた。施術後、外転動作時の痛みは消失した。2回目以降も同様の方針で施術を継続し、痛みの頻度と強さは軽減していった。3回目の来院時、長時間のスマホ使用により痛みが再発したが、4回目には再び軽減した。5回目の施術で横隔膜へのアプローチを追加したところ、症状がさらに改善することが判明し、そちらにも施術を行った。計5回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
右腕の挙上困難と鎖骨・肩甲骨周辺の痛みを訴える症例に対し、背骨周辺、腕、背中のツボへの施術を行った。初回施術で外転動作時の痛みが消失し、継続的な施術により症状は順調に改善した。途中、長時間のスマホ使用による症状の再燃が見られたが、5回目の施術で横隔膜へのアプローチを追加することで、より効果的な改善が得られた。背骨周辺や前胸部の緊張を緩めるアプローチと、横隔膜への施術の組み合わせが、本症例の改善に有効であった。計5回の施術で大幅な症状改善が達成された。















