NEW寝起きに強いふわふわしためまいとふらつき
症状
症例者は昨年の年末から始まっためまいを訴えて来院した。特に寝起きに症状が強く、常にふわふわとした浮遊感とふらつきがあった。症状は一日中持続しており、転倒への恐怖から外出することができない状態であった。耳鼻科を受診し、めまいに対する薬を処方されていた。また、首と肩の凝りが強く、特に左側の首の緊張が顕著であり、時折頭痛も伴っていた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
9回
施術と経過
初診時の触診では、首と肩の筋緊張が強く、特に左側の首の凝りが著明であった。首の緊張を緩和することを目的に、手、足、背中のツボに鍼をした。初回施術後、めまいは残存していたものの、首が非常に楽になったとの感想が得られた。2回目以降は初回と同様の施術に臀部のツボを追加し、継続的に治療を行った。施術を重ねるごとに、めまいが生じない時間が徐々に増加し、首の状態も大きく改善した。5回目の施術でめまいはほぼ消失したが、再発予防のため週2回の通院から週1回へと頻度を調整し、経過観察を継続した。施術期間中、症状の再燃は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
めまいと首・肩の凝りを主訴とする症例に対し、首の緊張緩和を目的とした鍼施術を行った。手、足、背中、臀部のツボへの施術により、めまいの軽減と首の状態改善が得られた。5回の施術でめまいはほぼ消失し、その後は再発予防を目的に通院頻度を調整しながら経過観察を行った。首や肩の筋緊張がめまいの一因となっている可能性が示唆され、筋緊張の緩和がめまい症状の改善に寄与したと考えられる。今後も定期的な施術により、症状の安定化と再発予防を図ることが重要である。















