NEW後頭部の締め付けられるような頭痛と首が動かしづらい肩こり
症状
症例者は一か月前から後頭部の締め付けられるような頭痛と強い肩こりに悩まされていた。この時期から免疫抑制剤の服用を開始しており、副作用として頭痛が出現するようになったという。後頭部の頭痛は常に存在し、肩はパンパンに張って首を動かしづらい状態であった。これらの症状により日常生活での活動範囲が狭まり、意欲的になれず元気が出ないという状態が続いていた。初診時の触診では、頸部の伸展制限と側屈制限が認められ、後頚部と側頸部に際立った緊張が観察された。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年12月 ~ 2025年12月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回施術では、頸部の可動域制限と筋緊張に対して、関連する膝・手のツボ、膝裏のツボに鍼をした。その結果、頸部の伸展制限が解消された。しかし左側屈時に右側頸部の緊張が残存していたため、関連する足と臀部のツボに追加で鍼をしたところ、この緊張も解消された。施術直後、症例者はその場で頭痛の消失を確認することができた。翌日、症例者からメールで経過良好であるとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、免疫抑制剤の副作用による頭痛と肩こりが複合した症状であった。頸部の可動域制限と筋緊張に対して、遠隔部位である膝・手・膝裏・足・臀部のツボへの施術を行うことで、頸部の制限が段階的に解消され、それに伴い後頭部の締め付けられるような頭痛も消失した。施術直後に頭痛の改善が確認でき、翌日の報告でも良好な経過が維持されていたことから、1回の施術で症状の改善が得られた。薬剤性の頭痛であっても、筋緊張の緩和により症状軽減が可能であることが示唆された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広














