NEW腰部から左大腿部裏側にかけてのピリピリとした痛みと痺れ
症状

腰部から左大腿部裏側にかけての痛みと痺れが主訴である。症状は3か月前にデスクワーク中に始まり、座っているとピリピリとした痛みと痺れが段々と増していく。日常生活では座り続けることが困難であり、仕事に集中できない状況が続いていた。整形外科を受診した結果、脊柱管狭窄症の疑いがあると診断された。他の体調的な違和感は特に訴えていない。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では臀部に強い緊張が確認され、屈む動作で症状が誘発された。施術では、臀部と大腿部の緊張緩和を目的に腰部のツボに鍼をした。初回施術後、大幅な改善が見られたため、仕上げとして脛のツボに鍼をしたところ、動作が改善されると同時に痛みと痺れが消失した。その後、症例者は4日後の出張中に症状が再発することなく、乗り物移動が可能となり、日常生活への支障が解消された。
使用したツボ
まとめ
腰部から左大腿部裏側にかけての痛みと痺れは、臀部と大腿部の緊張が原因の一つと考えられた。腰部と脛のツボへの鍼が症状改善に効果的であった。施術後の症状消失により、症例者は日常生活や仕事において支障なく過ごせるようになった。今回の施術では、症状の原因となる部位を的確に捉えたアプローチが症状改善に寄与したと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広