NEW喉の詰まり感と膨満感
医師による診断:逆流性食道炎
症状
主訴は喉の詰まり感と腹部の張り、上腹部の苦しさである。
10日ほど前、逆流性食道炎の疑いを繰り返していた中で、しばらく落ち着いていたため安心していつもより多く食事をしたところ、症状が再発したという。
喉の詰まり感に加え、腹部全体の張りと上腹部の苦しさがみられ、食べると症状が強くなり、寝転がると幾分楽になるとのことであった。食後早めに症状が出るため、食事量を控えざるを得ない状態が続いていた。以前にも同様の症状で受診し、逆流性食道炎の疑いと診断されたことがあり、今回は残薬があるため未受診とのことであった。同時期にPMS(月経前症候群)と便秘もみられていた。
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来院者
40 代
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期間
2023年2月 ~ 2023年4月
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頻度
週1回程度
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通院回数
9回
施術と経過
初診時、首から肩にかけての触診で両側ともに筋緊張が強く、喉周りにも強い緊張が確認された。腹診では全体に張りが強く、軽く押すだけでも顔をゆがめる程だった。
手と足のツボに鍼をした。
初回施術後、喉周りの筋緊張が緩むとともに喉の詰まり感は消失し、腹部の圧痛は施術前の約1/3程度まで軽減、苦しさも7割程度解消したとのことであった。
その後は引き続き同様の方針に加え、PMS対策も兼ねて複数回の施術を継続し、喉の詰まり感は4回目以降再発がみられなくなった。腹部については生理のタイミングで一時的に症状がぶり返すことがあったものの、当初と比較すると大きく抑えられており、9回目の施術時には生理のタイミングでも症状の悪化なく過ごせたとのことであった。施術は当初4回を週2回のペースで行い、その後は週1回から2週に1回程度に減らし、通算9回、期間としては約2か月であった。
その後、6カ月くらい生理周期のタイミングで来院し、PMS(生理前症候群)も解消した。
使用したツボ
まとめ
喉や首肩周辺の筋緊張と、喉の詰まり感や腹部の苦しさとの関連がうかがえる経過であった。初診時に触診で緊張の強い部位を確認し、手足のツボへの施術を継続したことで、症状は段階的に軽減していったと考えられる。生理周期に伴い腹部症状が一時的にぶり返す傾向がみられたことから、ホルモン変動が症状の変動に関与している可能性も考えられ、経過を追う中で確認された点である。今後も食事量や生理周期による症状の変動を踏まえながら、経過を観察していくことが望ましいと考えられる。



















