NEW長時間歩行後に痛みが出た腰と股関節
症状
主訴は腰や股関節の痛みである。1週間前に旅行で長時間歩いたことをきっかけに痛みが発症したとのことである。痛みは左右ともにみられるが、右側のほうが強く、歩行時にヅキっとした痛みが走ることがあるという。歩行時に痛みが生じるため、長時間出歩くことが難しい状態であった。医療機関への受診歴はないとのことである。今回の症状と関係するかは分からないが、同時期に肩こりも感じていたとのことである。
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来院者
男性
70 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
5回
施術と経過
初診時には、歩行だけでなく、仰臥位からの起き上がりや座位からの立ち上がりといった基本動作にも動きの悪さがみられた。痛みを訴えていたのは腰臀部であり、臀部周りの緊張が強く出ていたことを確認した。施術では、臀部や肩周りのツボを主に用いた。初回の施術後には体が動かしやすくなり、症状はかなり良くなったとのことであった。その後は複数回の施術を継続し、遠出や長時間のバス移動の際には症状が戻ることもあったが、同様のアプローチを続けた。3回目以降からは長時間歩行をしても痛みが出ることはなくなり、疲れによる違和感へと変化していったとのことである。5回目の施術でだいぶ楽になったとの報告があり、一旦施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
旅行による長時間歩行をきっかけに腰や股関節の痛みが生じた症例である。臀部周りの緊張が強く、基本動作にも影響が出ていたことから、臀部や肩周りのツボを中心に調整を行ったことが、動作のしやすさや痛みの軽減につながった可能性が考えられる。長時間の移動によって症状が一時的に戻る場面もみられたが、同様のアプローチを継続したことで、痛みから疲労感へと症状の性質が変化していった経過が確認された。今後も長時間の活動後には違和感が出る可能性があるため、経過観察を継続することが望ましいと考えられる。










