NEW腰を伸ばして歩くことがつらい腰痛
症状
受療の前日、水槽の水を入れ替える際、水槽を持ち上げた瞬間に腰が「キクッ」となったとのこと。
水槽は重量があり、両手で少し高い位置まで持ち上げる動作だったとのことでした。
その翌日から、娘さん家族が帰ってくるため準備作業をしているうちに、徐々に腰の痛みが強くなったとのことでした。
来院時は腰の中央付近から左右両側に痛みがあり、歩行時や座った状態から腰を伸ばす動作で痛みが出ていました。
また、歩く際には腰を伸ばすことができず、腰が曲がってしまう状態でした。
夜間の痛みはなく、睡眠はとれていました。
今回の発症動作では、重量物を持ちながら身体を伸ばす動きがあったことから、腰部だけでなく、身体を支える臀部や下腿などを含めた身体後面への負担も関与した可能性を考えました。
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来院者
女性
80 代
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期間
2026年8月 ~ 2026年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
初回は、腰の痛みがある場所だけでなく、どのような動作で痛みが出るのか、また腰をどの程度伸ばせるのか、を確認しました。
歩行時や座位から腰を伸ばす動作で痛みが出ていたため、身体の状態を確認し、下腿と臀部に鍼を行いました。
施術後には、座位・立位ともに少し腰を伸ばせるようになりました。
その後の来院時には、腰は初回より伸びるようになっていました。
一方で、少し前かがみになった状態から上体を起こす際には、まだ痛みが残っていました。
この日は下腿への施術を行ったところ、右側に痛みが残ったため、再度臀部と膝裏にも施術しました。
その後、腰の右側に確認されていた圧痛が減少し、腰を伸ばす動作での痛みも軽減しました。
さらにその後の来院時には、初回に気になっていた「歩行時などに腰を伸ばせない」という状態はなくなっていました。
普段から腰を以前のように伸ばしていられるようになっており、残っていたのは前かがみから起き上がる際の軽い痛みや違和感でした。
再度、下腿と臀部に施術を行ったところ、痛みはほぼ気にならない状態となったため今回の腰痛についての施術を終了しました。
使用したツボ
まとめ
今回の症例では、水槽を持ち上げる際に身体を伸ばしたことをきっかけに腰痛が出現し、その後、「腰を伸ばすと痛い」「歩くときに腰を伸ばせない」という状態になっていました。
そこで、痛みのある腰だけを見るのではなく、実際にどの動作で症状が出るのかを確認し、身体を支える臀部や下腿などにも着目して施術を行いました。
初回の施術後には腰を伸ばせる範囲に変化がみられ、その後も残っている症状や動作を確認しながら施術を調整しました。
最終的には、歩行時に腰を伸ばせない状態はなくなり、普段から腰を伸ばしていられるようになりました。また、残っていた前かがみから起き上がる際の痛みや違和感も、ほぼ気にならない状態となりました。
今回の症例は、痛みのある場所だけを見るのではなく、「どの動作で症状が出るのか」「その動作に身体のどの部分が関わっているのか」を確認し、その変化を見ながら施術することの重要さを感じられる症例でした。










