NEW走るとズキンと響く両側後脛骨筋の痛み
症状
10代の陸上選手が、数か月前から両側の後脛骨筋下3分の1を中心とした痛みに悩まされていた。走行時にズキンと響くような痛みが出現し、静止時には圧痛が顕著であった。この症状により走力やパフォーマンスが低下し、圧痛が取れないことへの不安や、1か月後に迫る大会に参加できるかという不安を抱えていた。医療機関での診断や治療は受けていなかった。触診では左右ともに圧痛が顕著に認められた。
-
来院者
男性
10 代
-
期間
2026年5月 ~ 2026年5月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
3回
施術と経過
初回の施術では、関連する背中のツボに鍼をした。施術直後、左側の痛みは消失し、右側の痛みは半減した。2回目以降は右側に集中して同じ方針で施術を継続した。2回目の施術後には、走り終わった後に痛みが残る状態であったが、3回目の施術後には走っても痛くないという報告を受けた。3回の施術で症状は大幅に改善し、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
陸上競技による両側後脛骨筋の痛みに対し、背中のツボへの鍼施術を3回行った。初回施術で左側の圧痛は消失し、右側は半減した。2回目以降は右側に集中して施術を継続し、3回目の施術後には走行時の痛みも消失した。数か月間続いていた症状が短期間で改善し、大会参加への不安も解消された。後脛骨筋の痛みに対して、関連する背中のツボへのアプローチが有効であった症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広














