症状

2週間前から朝の目覚めがスッキリとした感覚がなく、倦怠感が強く現れるようになった。顔面が重たく感じたり、目の焦点が合わなくなるような違和感を覚え気分が上がらない。そのうちに肩こりを感じるようになり、喉に張り感が出てきた。現病歴としてパニック障害・不安神経症があり通院中だが当院のホームページに対象疾患としてあげられていたことから連絡をいただいた。

施術と経過

身体の状態を確認していくと頸部に強い緊張みられ、中でも喉周りに顕著であった。頸部の動きを確認すると伸展左側屈時に張り感が誘発された。そこでこの部位と関連する腕のツボを使うとすぐに解消された。次に呼吸に焦点を当て、後頚部側頸部にあるそれぞれの緊張に注目した。関連する手指・腰部のツボに鍼をして対応した。

2回目、『喉周りがスッキリとして朝の目覚めも調子が良い』とのこと。
同様の施術方針で行った。
3回目以降も2週間前から3週間程観察期間を設けメンテナンス目的での施術を続けているが経過良好である。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 温溜 L
• 項強 LR
• 懸崖 L

まとめ

喉周りの緊張を解き頸部の動きを良くすること、頸部の緊張を解き呼吸しやすい身体作り考えました。
手を使う仕事のため腕に強い緊張がみられました、この部と喉の緊張は関連性あることからセルフケアとしても取り入れてもらい一緒に身体を良い方向へ仕向けることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院