症状

大学生でありオンライン授業が続き２週間前から肩こりを激しく感じるようになった。生活には大きな支障はないものの長く座っていると肩こり・背中の怠さを感じデスクワークに集中できないことから連絡をいただいた。黙っていると首をグルグルと回したくなるほど怠く、背中も同様に感じる。

施術と経過

頸部のコリ・背中の怠さを感じるところを確認し、まずは手の甲・頭のツボに鍼をした。続いてハムストリングに緊張がみられたためその部に鍼をした。起き上がると最初の怠さが取れ、『さっきまでゴリゴリと鳴っていた関節が鳴らない、首が本来ある位置に戻ったようだ』と言っていたので施術を終えることにした。
後日、同僚の紹介時に症状が安定していることをご報告いただいた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 百会 正中
• 合谷 L
• 殷門 L

まとめ

お腹に特異的な緊張がみられ呼吸も浅かったことから、最初にあげたツボに鍼をすると大幅に症状が改善されました。また、今時期の大学生はオンライン授業が続き座る時間が長いことを考え、手の甲の緊張・ハムストリング緊張と患者さんのバックグラウンドにも対応したことが本症例のポイントであります。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院