NEW頭部打撲後に急激に増した右肩関節の痛み
症状
50代男性が右肩関節の痛みを訴えて来院した。1週間ほど前から自然に痛み出し、来院当日の朝に頭部を打撲してから急激に痛みが増したという。安静時にも痛みがあり、肘を伸ばした状態での右肩関節の屈曲や外転はかろうじてできるが痛みが強い。また、肘を90度屈曲させた状態での右肩関節の屈曲、外転、伸展、水平伸展は痛みが強くできない状態であった。日常生活のあらゆる場面で影響が出ており、医療機関は受診していない。
-
来院者
男性
57 歳
-
期間
2026年7月 ~ 2026年7月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
4回
施術と経過
初診時、安静時痛に加え、肘を伸ばした状態での右肩関節の屈曲や外転はかろうじてできるが痛みがかなり強いことを確認した。また、肘を90度屈曲させた状態での右肩関節の屈曲、外転、伸展、水平伸展は痛みが強くできない状態であった。背部の脊柱や起立筋付近のツボを使用して施術を行った。初回施術後、右肩関節の前側の痛みが消失した。2回目以降は、右肩の炎症を抑える施術と並行して動作時痛を取る施術を行った。施術を重ねるたびに痛みを伴う動作が減少し、3回の施術で大きな改善がみられた。
使用したツボ
まとめ
本症例では、頭部打撲後に急激に悪化した右肩関節の痛みに対し、背部のツボを用いた施術が有効であった。初回施術で前側の痛みが消失し、その後は炎症を抑える施術と動作時痛への対応を並行して行うことで、3回の施術で痛みを伴う動作が大幅に減少した。打撲をきっかけに症状が悪化したケースでも、適切な施術により比較的短期間で改善がみられる可能性が示唆された。
担当スタッフ
院長 丹羽裕樹


















