NEW後鼻漏 約2ヶ月の経過報告
医師による診断:後鼻漏
症状
昨年の秋頃から痰の症状で悩んでおり、11月に病院で後鼻漏と診断された。
現在は1日1回、痰がらみの咳が出る。基本的に夜間に多いが、最近は昼間にも出ることがある。
痰は白く透明で粘り気があり、一度症状が出ると1〜2時間、長いときは3時間ほど排出できない状態が続く。一度排出できれば、その後は落ち着く。
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来院者
男性
70 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年7月
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通院回数
6回
施術と経過
後鼻漏症状の改善を目指し、背部上部および腹部の緊張を緩める目的で鍼+お灸治療を実施。
経過
1回目(5月7日)
治療開始。
2回目(5月9日)
5月7日夜は無症状。5月8日夜中に1時間ほど症状が出現。
3回目(5月12日)
5月9日夜は無症状。5月10日夜中、5月11日・12日朝方に症状が出るも、「前より痰が排出しやすくなり、味がついてきた」と変化を自覚。
4回目(5月16日)
5月12日夜は症状あり。5月13日夜中(30分)、5月14日(無症状)、5月15日朝(30分)、5月16日朝(30分)と持続時間が30分程度に短縮し、「だいぶ良くなっている」と実感。
5回目(5月19日)
5月17日朝・18日朝に痰が出たが、5月19日朝は無症状。
6回目(7月23日)
他の症状で来院。5月19日の鍼治療後1週間ほどで主訴は著しく軽快。毎日あった症状はなくなり現在は1ヶ月に数回痰が出ることもあるがすぐ排出できる良好な状態が約2ヶ月間維持されていたため略治とした。
使用したツボ
まとめ
本症例は、後鼻漏症状に対し、背部上部および腹部の緊張を緩める目的で鍼灸治療を行い、良好な経過を得た一例である。
治療経過において「痰が排出しやすくなる」「持続時間が30分程度に短縮する」といった変化が段階的に現れ、5回の治療で毎日あった症状は大きく軽減した。背部上部や腹部の緊張を緩めたことで呼吸や局所の体液循環が促され、喉に滞っていた粘稠痰の排出機能が向上したものと考えられる。
約2ヶ月後の再来院時(6回目)にも良好な状態が維持されていたことから、本アプローチの有効性が確認でき、略治とした。






