NEW食事のたびに痛む右顎の痛みと開口制限
症状
2年以上前から、右の顎に痛みが生じるようになった。食事の際に噛むと痛みが強く、口を開くこともつらいため、おにぎりなどが食べにくい状態であった。開口時も咬合時も痛みがあり、食事の際は常につらさを感じていた。医療機関を受診し、顎関節症の疑いと診断されたが、痛み止めの処方以外に特に対応はなく、痛みに変化はみられなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
初診時、咬筋の緊張が強く、耳の下の顎の後ろの部分にも緊張がみられた。これらの緊張を緩めるために、下腿や手のツボに鍼をした。初回施術後、顎の筋肉のコリが少し和らいだ。2回目以降は、耳の下の部分を緩めるツボなどを加えて施術を行った。施術を重ねるごとに、まず噛む時の痛みが減少し、その後、開口量が増えていった。4回の施術で大きな変化がみられた。
使用したツボ
まとめ
本症例では、咬筋や耳の下の顎周辺の緊張が顎の痛みに関連していたと考えられる。下腿や手のツボを用いて顎周辺の緊張を緩める施術を行い、段階的に症状の軽減がみられた。噛む時の痛みが先に減少し、その後に開口量が増加するという経過から、筋緊張の緩和が顎の機能改善に寄与した可能性がある。顎関節症の疑いに対して、遠隔部のツボを用いた施術が有用であったと考えられる。









