NEW着地時にズキズキ痛む左股関節外側の症状
症状
10代女性、陸上部所属。1週間から10日ほど前より左股関節外側に痛みが出現した。練習中から痛みを感じ始め、徐々に増強した。痛みの範囲は手のひら一枚分程度で、走行時や跳躍時にズキズキとした痛みを訴えた。特に飛び跳ねた際の着地時に最も強い痛みを感じており、患側が接地する瞬間に症状が顕著であった。静止時には痛みを感じず、動作時のみに症状が現れていた。走ることや跳ぶことのいずれにおいても、着地の瞬間に影響が出ており、競技活動に支障をきたしていた。医療機関への受診歴はなかった。
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来院者
女性
10 代
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期間
2026年7月 ~ 2026年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、患部に強い緊張が認められ、股関節の外旋制限がみられた。腰方形筋の緊張が顕著で、坐位で肩を下方向に圧迫すると健側は沈むが患側は沈まず、身体のクッション作用がここで失われていることが確認された。現場で飛んで着地した際には痛みの訴えがあった。まず腰方形筋部に鍼をし、また大腿四頭筋の外側部に強い緊張が見られたことから、関連する腰部のツボに鍼をした。施術直後、その場で着地時の痛みは消失し、体幹の検査でも異常は見られなくなった。その後、経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
本症例では、股関節外側の痛みに対し、腰方形筋と大腿四頭筋外側部の緊張に着目した施術が有効であった。坐位での圧迫検査により身体のクッション作用の低下を確認したことが、施術部位の選定に役立ったと考えられる。着地時の衝撃吸収機能が低下していた状態に対し、腰部と大腿部のツボへの施術により、即座に痛みが消失し動作時の症状が改善した。競技活動中の動作痛に対しては、患部だけでなく体幹部の機能評価が重要であることが示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広











