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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

毎日続く慢性頭痛と吐き気

   

毎日続く慢性頭痛と吐き気

症状

鍼灸の症例「毎日続く慢性頭痛と吐き気」(JR品川駅/東京都品川区)

60代女性が慢性頭痛を主訴に来院した。頭痛は毎日のように発生し、薬もあまり効かない状態が続いていた。痛みがある生活が当たり前となっていたが、症状が強いときは吐き気も伴い、日常生活に支障をきたしていた。定期的に頭痛外来に通院していたものの、十分な改善が得られていなかった。また、頭痛に関連して背中や肩のこりも訴えていた。初診時の触診では、背中のある部分に著明な緊張が見られ、本人も以前からその部分が気になっていたとのことであった。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2025年9月 ~ 2025年10月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    10回

施術と経過

初回は足や手のツボに鍼をし、背中の緊張を緩める施術を行った。施術後、背中は軽くなったとのことであった。しかし、その夜は頭痛が強くなり、翌日からはいつもの頭痛に戻った。一方で食欲が出てきた。2回目以降は、耳のこもり感や食いしばりが判明したため、それらへのアプローチも加えたところ、頭痛が少しずつ改善していった。3回目時点では食欲増加や代謝の向上などの変化はあったが頭痛は変わらず、4回目で一日調子が良い日ができ、5回目には3日ほど薬を飲まずに過ごせるようになった。7回目で頭の重だるさは感じなくなったが、9回目で痛みが少し増してしまった。しかし10回目の施術後から鼻が通るようになり、頭痛が良くなった。その後、波はあるものの今まで効かなかった薬も効果が出るようになり、一旦様子見という形となった。施術期間中に頭痛が強くなることがあったが、反応が出ている部位に施術すると、どんどん改善傾向となった。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

機能スコア

0
8.5

まとめ

慢性頭痛に対して、背中の緊張緩和を中心とした施術を行い、途中から耳のこもり感や食いしばりへのアプローチも加えた結果、10回の施術で大幅な改善が見られた。初回施術後に背中は軽くなったものの、一時的に頭痛が強くなるという反応が現れた。その後は食欲増加や代謝向上などの身体全体の変化が現れ始めた。施術を重ねるごとに、薬を飲まずに過ごせる日数が増え、最終的には鼻の通りも改善し、今まで効かなかった薬も効果を示すようになった。施術期間中に症状の再燃が見られたが、反応が出ている部位への継続的な施術により改善傾向を維持できた。頭痛に対しては、局所的な症状だけでなく、背中の緊張や耳のこもり感、食いしばりなど、関連する要因への包括的なアプローチが有効であることが示唆された。

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