NEW突然の顔面神経麻痺、右半分が動かない
症状
顔面神経麻痺が発症し、右半分の顔が動かなくなった。症状は二日前の朝に突然現れ、視界もぼやけている。具体的には、右耳にポワーンとした違和感があり、常に顔の右半分が動かない状態である。日常生活においては、目が閉じないために目が乾き、しゃべりにくさを感じている。仕事を休む必要があり、耳鼻科で「顔面神経麻痺」と診断された。さらに、視界のぼやけや頭痛、肩こりも訴えている。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年12月 ~ 2025年1月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
初診時には、目が閉じず口も動かない所見が確認された。施術は後頭部、肩甲骨周辺、手のツボ、こめかみに対して行った。初回施術後には顕著な変化は見られなかったが、2回目の施術後からはしゃべりやすくなり、鼻づまりも改善した。4回目の施術後には目の周辺と口の周辺の動きが大幅に改善し、6回の施術を終えた時点でほとんど回復したため、7回目の施術を最後に終了した。施術期間中に再燃や新たな症状は見られなかった。
使用したツボ
まとめ
早期に鍼治療を開始できたことが良好な結果に寄与したと考えられる。施術を重ねるごとに症状が改善し、特に2回目以降の施術での変化が顕著であった。顔面神経麻痺に対する鍼灸アプローチは、症状の軽減に効果的であることが示された。今後も早期の鍼治療が重要であることが確認された。