NEW屈む動きに制限がかかる腰の痛み
症状
寒くなってきた3週間前から腰の痛みが強く出てきた。
デスクワークの仕事のためか座っているところから立ち上がる動作時に痛みを感じることが多い。最近では下のものを拾おうと屈むような動きが加わると両側の腰の筋肉が突っ張る。自宅では育児に追われているのも一因である。これといった原因もなく、病院にいくほどではないと考え連絡をいただいた。
なお、起床時や就寝時には痛みはない。
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来院者
女性
30 代
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期間
2024年11月 ~ 2024年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
実際に動きの観察を行うと座位・立位共に屈曲動作時に両側の上後腸骨棘付近に痛みを訴えたことからこの動きの改善を考えた。
そこでこの部と関連する脛のツボに鍼をした。すると座位での動きはとれるようになり、立位の時にやや同一部位に痛みが残った。そこでこの部と関連する肩甲骨のツボに鍼をしたところ痛みが消失した。仕上げにハムストリングスの緊張を取り除き作用を高めた。
使用したツボ
まとめ
仙腸関節炎と思われる症例であります。胸椎の緊張や肩甲骨の緊張を緩和させることで、仙腸関節周辺の筋緊張が緩み痛みの改善へと繋がったと考えています。
担当スタッフ
洲崎 和広