症状

昨日の朝起きたときに首に違和感を覚え以降増悪傾向にある。首を動かすたびにズキンとした鋭い痛みを覚え、そのうち動かすことが怖くなってしまった。待合室のソファーから立ち上がる時には拳を顎の下に当てている程であった。動きでみると右回旋時に右の頸部に最も痛みを感じていた。生活場面でも欠伸やくしゃみをするときに同様の痛みがあった。

施術と経過

動きと頸部の緊張から後頚部に現れている緊張と胸鎖乳突筋の緊張に注目した。関連する手のツボに鍼をすると半分程回旋の動きが良くなった。続いて側頸部の緊張から関連する肩甲骨内縁のツボを使った。すると後ろを振り向けるほど改善された。最後に肩上部を気にしていたため、頸部のツボに鍼をして仕上げた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 威霊 R
• 合谷 R
• 四枢 R
• C5(2) R

まとめ

上半身の緊張による寝違え症状でありました。緊張が現れていた箇所を取り除いていくことで動きがよくなり、痛みも解消されました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院