すべり症と言われた坐骨神経痛
症状
2年前に同じような痺れる症状がありその時、腰椎4番のすべり症と診断された。その時は3ヶ月ほど安静にすると症状が治まっていた。今回もまた同じような場所にしびれと痛みが出ている。今回の症状は1っヶ月ほど前から。
痛みが強いため気が付くと腰が曲がってしまう。夜も辛く仰向けで寝るとしびれと痛みが出るため左下でしか寝ることができない。
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来院者
女性
40 代
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期間
2021年1月 ~ 2021年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
立って歩くだけでも痛みが強く足を引きずってしまう。
動きを確認すると前屈でお尻の痛みと痺れが現れる。
触診をすると脊柱の脇に緊張している点を発見したため腰椎付近と胸椎付近に二カ所鍼を行った。
再び前屈の動作をするとさっきより痛みが少ないとのこと。可動域も広がった。
さらに腰の緊張を緩めるためふくらはぎのツボ太もものツボ、腰のツボに鍼を行い施術を終了した。
2診目 腰を曲げずにまっすぐ立てるようになり夜寝れるようになったが相変わらず立つと痛むとのこと。いい状態を安定させるため初回と同様の施術を行なった。
4診目 4回目になるとスネや太もも外側のしびれは減ってきたがお尻の痛みが残っているとのこと。上半身の動きに関係するツボなども加えながら施術した。
7診目 お尻に違和感があり長く立っていると痛みが出ることもあるが気にせず過ごせることが多くなったとのことから施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
腰の可動域が狭くなっていたため腰の可動域を改善させることで筋肉の緊張がほぐれ、良い方向に向かったと考えられる。
腰に直接的な施術を繰り返しても改善しない場合は腰以外に原因がある。