NEW左目の下の痙攣が続く症例
症状
主訴は目の下のピクピクとした症状である。2週間ほど前から症状がみられるようになり、目の下がほぼ常に痙攣するような感覚が続いていたという。症状の程度に明確な変動はなく、特に何をしていなくても気になってしまう状態であった。瞼の痙攣については医療機関を受診しておらず、診断や検査は受けていない。同時期に睡眠障害もみられ、睡眠薬を使用しているとのことであった。
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来院者
女性
30 代
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期間
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通院回数
2回
施術と経過
初診時には首の可動性を確認し、胸鎖乳突筋の緊張が強いことが分かった。また肩甲間部のこりも強く、本人が痛みを訴えるほどであり、呼吸が浅い様子もうかがえた。施術では手と足のツボ、胸椎周りのツボ、背中のツボを用いた。初回施術直後は背中が動かしやすい感覚があり、その後は目の下のピクピクが気にならない時間の方が多くなったとの報告があった。2回目の施術でも同様に首と背中の緊張を緩め、呼吸が深くなるようなアプローチを行ったところ、施術を重ねるごとにピクピクの頻度がおさまってきたとのことであった。2回の施術で大きな変化がみられ、施術期間中の再燃や新たな症状の出現は特になかった。
使用したツボ
まとめ
目の下のピクピクとした症状に対し、首や肩甲間部の緊張、呼吸の浅さといった全身状態にも着目して施術を行ったことで、局所だけでなく背中や呼吸の状態に併せてアプローチする方針が有用であった可能性が考えられる。2回の施術で症状の頻度がおさまる方向へ変化がみられたことから、首肩周囲の緊張緩和や呼吸を深めることが、症状の経過に関連していた可能性が示唆される。同時期にみられた睡眠障害との関連は明確ではないが、今後も全身の緊張状態を踏まえた経過観察が望まれる。












