NEW腕を挙げると痛む肩
医師による診断:無い
症状
30代女性が、1ヶ月ほど前から腕を上げると肩関節の前方にズキッとした痛みを感じるようになったと訴えて来院した。腕を上げなければ痛みはないが、家事で洗濯物を干すときなど、腕を上げる動作が特に辛く、日常生活に支障をきたしていた。医療機関での診断や治療は受けていなかった。同時期に両肩のこりが常にあり、頭痛も訴えていた。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2024年12月 ~ 2025年2月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
11回~15回
施術と経過
初診時の触診では、左の首の付け根に硬さがみられ、左股関節の動きの悪さも確認された。背中のツボ、仙骨のツボ、ふくらはぎのツボに鍼をした。初回施術後、腕の上げやすさが確認できた。2回目以降も背中の硬さをとることを意識しながら、股関節も同時に緩めるように施術を行った。施術を重ねるごとに少しずつ状態が良くなり、10回目にはほとんど気にならなくなっていた。本人が施術を続けたいとの希望があり、15回を区切りとした。
使用したツボ
まとめ
肩関節前方の痛みに対し、背中と股関節の硬さに着目して施術を行った症例である。触診で確認された首の付け根や股関節の動きの悪さが、肩の痛みと関連していた可能性が考えられる。背中のツボ、仙骨のツボ、ふくらはぎのツボを用いて全身の緊張を緩めることで、肩の動きが改善し、痛みの軽減につながったと考えられる。10回の施術で症状がほとんど気にならなくなり、日常生活での支障が減少したと報告があった。




