NEWテニス部活動中の腰痛と座位時の重だるさ
症状
10代男性が数か月前から続く腰痛を訴えて来院した。テニス部に所属しており、当初は部活動時の痛みが強かったが、最近では日常生活の中でも痛みを感じるようになった。腰部を中心に重たく痛む感覚があり、動作時には痛みが強まるが、じっとしていても痛怠く重たい感じが続いていた。座位での授業中や勉強中などの静止時にも症状が現れ、部活動ではパフォーマンスの低下がみられた。整形外科を受診し、レントゲンとCT撮影により腰椎分離症の疑いは否定されていた。
-
来院者
男性
10 代
-
期間
2026年7月 ~ 2026年7月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
初診時、右腰部の緊張が強く、座位での伸展時と立位での屈曲時に痛みが確認された。テニスをしているため、膝裏やハムストリングスが緊張しやすい状態であった。膝裏とハムストリングスの緊張を取るように該当部のツボに鍼をすると、大幅に痛みが消失した。仕上げに胸腰椎の動きを整えると痛みがなくなり、動けるようになったと喜んでいた。初回施術で終了となった。
使用したツボ
まとめ
本症例では、腰部の痛みに対して、直接腰部ではなく膝裏やハムストリングスの緊張を取ることで症状が大幅に軽減した。テニスという競技特性から下肢後面の緊張が腰部に影響を及ぼしていたと考えられる。胸腰椎の動きを整えることで、さらに症状が消失し、初回で良好な結果が得られた。スポーツ活動に伴う腰痛では、局所だけでなく関連する筋緊張や脊椎の動きを総合的に評価することが有用であると示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広











