NEW立つ・座る動作で痛む業務負担増加後の腰痛
症状
症例者は清掃業に従事する40代男性である。一週間前、同僚が病気で欠勤したことにより業務負担が増加し、腰痛が出現した。以前から慢性的な腰痛はあったが、今回は生活に支障が出るほどの痛みとなった。痛みは右の仙腸関節を中心に腰部全体を覆うような広い範囲に及んでいた。動作時に痛みが強く、特に立つ動作や座る動作で顕著であった。また、同一姿勢が続くと痛みが出やすく、長時間の運転やデスクワークでも症状が増悪した。最も楽な姿勢は左側臥位であった。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2026年7月 ~ 2026年7月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
初診時、患部の緊張が強く、座位での屈曲伸展時に痛みを伴っていた。立位でも屈曲伸展で痛みがあり、立ち上がりや座る動作の両方で痛みを訴えた。仰向けになっても痛みが持続していた。関連する臀部のツボと肩甲骨のツボに鍼をした。施術後、症例者は動けるようになり喜んでいた。初回施術で終了となった。その後の報告では、仕事も順調で、頑張り過ぎないように毎日過ごしているとのことであった。
使用したツボ
まとめ
本症例では、業務負担の増加により慢性腰痛が急性増悪した状態に対し、臀部と肩甲骨のツボへの施術を行った。初診時には基本的な動作で痛みが生じ、仰向けでも痛みが持続していたが、施術後は動作が可能となった。腰痛に対して臀部だけでなく肩甲骨周囲のツボを用いたことが、広範囲に及ぶ腰部の緊張緩和に寄与したと考えられる。症例者は施術後も無理をせず過ごしており、症状の再燃予防にも意識を向けている様子がうかがえた。
担当スタッフ
洲崎 和広











