NEWテニス中に発症した右股関節前側の痛みと足の挙上困難
症状
10代女性、テニス部所属。3日前のテニスの試合中から右股関節前側に痛みを感じるようになった。股関節を屈曲させる動作時に痛みが強く誘発され、足を挙げることが困難な状態であった。日常生活では足を挙げる動作で痛みが出現し、テニスでのパフォーマンスが著しく低下していた。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、症状に関連する他の体調不良は認められなかった。初診時の触診では、股関節屈曲時に痛みが再現され、同部位に圧痛が確認された。
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来院者
女性
10 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初回施術では、関連する足指のツボに鍼をしたところ、足を挙げやすくなる変化が見られた。さらに臀部のツボに施術を行うと、痛みは約9割程度まで改善し、症例者は回復を喜んでいた。2回目の施術時には、足を挙げる動作は問題なく行えるようになっていたが、足を下げる際に同一部位に痛みを感じていた。そこで仙腸関節の緊張を解くことを目的とした施術を行った。施術を重ねるごとに症状は改善し、2回の施術で大幅な改善が得られた。症例者は安心した気持ちで次の試合に臨めそうだと喜びを表していた。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、テニスの試合中に発症した右股関節前側の痛みに対して、足指と臀部のツボへの施術が効果的であった事例である。初回施術で約9割の改善が得られ、2回目では仙腸関節の緊張緩和を目的とした施術により、足を下げる動作時の痛みも解消された。わずか2回の施術で大幅な改善が得られ、症例者はテニスの試合に向けて安心感を取り戻すことができた。股関節の痛みに対して、局所だけでなく関連部位へのアプローチが有効であることが示された症例である。今後は再発予防のため、適切なストレッチやコンディショニングの指導が望まれる。
担当スタッフ
洲崎 和広









