NEW剪定作業がきっかけで発症した右肩五十肩への施術例
症状
約3年前、剪定作業がきっかけで右肩の痛みが出現。当初は軽い痛みであったが、徐々に夜間痛が強くなり、夜眠れないほどになった。
手を上げる動作(90°外転、内回旋・外回旋ともに)で痛みが出る。
靴下をはく動作や手を伸ばす動作も困難な状態。
日中も農作業中に痛みが続き、知人の紹介で来院された。
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来院者
男性
80 代
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期間
2026年4月 ~ 2026年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
初回評価では、肩関節の可動域は確保されているものの、夜間痛と動作時痛が顕著であった。90°外転位での内回旋・外回旋の両方で痛みを確認。
初回施術では、患部である肩には直接刺鍼せず、足部と背部への鍼施術を実施。側臥位で背部・肩関節棘上筋への施灸も行った。
2回目(翌日)来院時、夜の痛みは減少しよく寝られたとの報告。
所見では90°外転位の内回旋制限と右下肢の神経痛様症状(L4領域)を確認。
引き続き足部・背部・腰部への鍼施術を実施。
3回目(5日後)には夜間痛はほぼ消失。
右肩水平伸展時の痛みのみ残存。
「前回から足腰がしっかりするようになった」との報告も得られた。
継続して足部・背部・腰部への鍼施術を実施した。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
五十肩の夜間痛は、患部である肩そのものへの刺激ではなく、足部・背部・腰部など全身のバランスを整えることで改善することが多い。
本症例では、患部への直接的なアプローチを避け、足部・胸椎・腰椎への鍼施術を中心に行うことで、3回の施術で夜間痛の消失と肩の動きの改善がみられた。
ご高齢の方でも、刺激を最小限にしながら全身のバランスを整える施術により、長年の肩の不調が改善することが期待できる。
※効果には個人差があります。
担当スタッフ
古瀬 凌







