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症例の鍼灸院:フルミチ鍼灸院

食事で悪化する心窩部痛と喉の引っかかり感を伴う機能性ディスペプシアの1症例

   

食事で悪化する心窩部痛と喉の引っかかり感を伴う機能性ディスペプシアの1症例

医師による診断:機能性ディスペプシア

症状

鍼灸の症例「食事で悪化する心窩部痛と喉の引っかかり感を伴う機能性ディスペプシアの1症例」(愛知県あま市 / 名鉄七宝駅)

20代男性が心窩部痛と喉元が引っかかる感じを主訴に来院した。
症状は食事中・食後に増悪し、食事ができない状態が続いていた。
来院の3ヶ月前に胃カメラ検査を受けたが器質的な異常は認められず、機能性ディスペプシアの疑いと診断された。
処方されたアコファイドを服用したものの症状に変化はなく、日常生活において食事摂取が困難な状態が継続していた。
初診時の触診では、みぞおちや頸部に筋緊張が認められた。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2025年12月 ~ 2026年1月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

初回施術では、地機、開魄、五括、心兪、督兪のツボに鍼をした。
施術直後、みぞおちと喉の軽快感が得られたが、3日後には症状が戻った。
2回目以降も同様に腹部の筋緊張を緩和し、胃腸機能を高めることを目的とした施術を継続した。
施術を重ねるごとに徐々に食事ができるようになり、GSRS(消化器症状評価尺度)は初診時49点から45点、40点と改善し、4回目の施術後には30点まで低下した。
最終的には全項目で「あまり困らない」にチェックがつき、日常生活を難なく送れるようになった。
施術期間中、症状の再燃は認められなかった。

データ

使用したツボ

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まとめ

機能性ディスペプシアの疑いにより食事摂取が困難であった症例に対し、腹部と頸部の筋緊張緩和を目的とした鍼施術を4回実施した。初回施術後は一時的な改善にとどまったが、継続的な施術により症状は段階的に改善し、GSRSスコアも49点から30点へと低下した。器質的異常を伴わない機能性の消化器症状に対して、筋緊張の緩和を通じた機能改善のアプローチが有効であったと考えられる。本症例では、継続的な施術により胃腸機能が回復し、食事摂取と日常生活の質が改善された。

担当スタッフ

杉山英照

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