NEW冷えを伴う妊娠30週の逆子
症状

妊娠30週まで逆子が治らなかったため当院を受診された。
足の冷えがあり、それに加えて腰部に痛みを伴っていた。
日常生活への大きな支障は見られないものの、継続的な冷えの症状が気になる状態であった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、腰部から下肢にかけての冷えが顕著であり、腹部周辺に緊張と硬さが認められた。
施術では、足のツボや手のツボ、臀部のツボに鍼をした。
施術直後から足部の温かさが感じられるようになった。
数日後の産婦人科での健診時には胎位が正常に戻っていることが確認された。
使用したツボ
まとめ
妊娠中の逆子に対して、下肢の冷えの改善を主眼とした鍼施術を行った結果、速やかな改善が得られた症例である。
特に足のツボと手のツボを組み合わせた施術が、体の冷えの改善と胎位の矯正に効果的であったと考えられる。
妊娠中の逆子の症例において、全身の血液循環を促進し、冷えの改善を図ることが、胎位の正常化につながる可能性が示唆された。
今後も同様の症例に対しては、冷えの改善を重視したアプローチが有効であると考えられる。
担当スタッフ
森部光葉