症状

日常生活に支障をきたすほどではないが腰痛を抱えている。酷くならないようにと考え、5年前からランニング・ストレッチなどケアに努めてきた。
これまであまり気にしていなかったが最近は運動後の疲労感が抜けず、仕事上のパフォーマンスアップが上がらない。
ストレッチなどしていても腰部の前屈が加わると痛く制限がかかることに気が付いたことから連絡をいただいた。

施術と経過

日頃からストレッチに励んでいる方だったこもあり一緒に動きを確認したところ、座位での前屈時は仙腸関節付近、立位では腰部付近に痛みを訴え右の股関節屈曲制限が顕著であった。
まずは仙腸関節に注目して関連する足指・肘のツボに鍼をした。
次にハムストリングス・腰部の緊張を和らげることを目的に腰部・膝裏のツボに鍼をした。
確認すると立位の前屈時やや残る程度になった、仕上げに膝裏のツボに鍼をしたところ傷みが消失して『腰の重たさがとれた』とのことで施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 委陽 LR
• 陰谷 LR
• 腰眼 LR
• 中腰 R
• 曲池 R

まとめ

前屈動作には膝裏・ハムストリングスの柔軟性が重要でありこれらの部に注目して施術を行うと動きが良くなり痛みが消失しました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院