症状

教員であり、ここ数日肩上部の痛みがズキズキと激しく仕事にならない。夜になるとさらに痛みが増して寝れないこともあった。痛みがあり寝不足になると翌日はさらに調子が悪くなる。最初は、肩上部のみの痛みであったが今では鎖骨下・肩後面にも広がってきた。
仕事も休めなく早期改善を求め連絡をいただいた。

施術と経過

肩上部に著明な緊張があったので背中に鍼をし解しました。すると呼吸をすると背中の方に痛みを感じたため腕にあるツボに鍼をすると緩解されました。最後に首の動きでみると上を向くと痛みがあったので手に鍼をし動きを整えました。

２回目、『夜間痛はあるが昼間の痛みの程度が治まり過ごしやすいとのこと』
同様の施術を行い頚部のツボに鍼を加えた。

３回目、『夜間痛なく昼間も痛みを忘れるくらい』とのこと。
残っていた肩上部の緊張を取り除き終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• T3(2.5) R
• 孔最 R
• 開魄 R
• C5(1) R

まとめ

本症例のように原因不明であっても身体の緊張に目を向け患者さんと一緒になって改善できるように取り組むのが鍼灸の特徴と思います。症状が広範であっても中でも著明なものに注目することで改善への道へを開けました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院