NEW投球動作で肩前面が痛む左肩のインピンジメント
症状
20代男性。数ヶ月前から草野球で肩を使いすぎている中で、左肩前面に痛みが出現した。左利きで、投球動作時に痛みが生じる。野球をした後は肩が上がらなくなるほど痛みが強くなる。医療機関でインピンジメント症候群の疑いと診断されている。野球をする際に支障が出ている。仕事柄、首肩こりがあり、元々アトピー体質である。
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来院者
男性
20 代
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期間
2026年3月
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頻度
月3回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初診時、肩外転と肘屈曲の動作で痛みが確認された。胸椎周りのツボに鍼をした。初回施術後、数日後の野球の後も肩の痛みがほとんど出なかった。通常であれば野球後に腕が上がらなくなるほどの痛みが生じていたが、施術後は痛みが軽減した。2回目以降は、頭痛にも対応するため熱を下に下すルートを作ること、胸椎周りの硬さを取り肩の可動域が出やすくなるように施術を行った。施術を重ねるごとに、疲労時には痛みが出現するものの、痛みの強さや頻度が減少してきた。インピンジメント症候群の疑いにより炎症が起きやすいため、使いすぎると痛みが出現するが、より広く肩の可動性に関係のあるツボを使って施術を継続した。
使用したツボ
まとめ
本症例では、投球動作時の肩前面の痛みに対し、胸椎周りのツボへの施術が有効であった。初回施術後から野球後の痛みが軽減し、施術を重ねることで痛みの強さや頻度が減少した。インピンジメント症候群の疑いでは炎症が起きやすいため、使いすぎによる痛みの再燃に対しては、肩の可動性に関係する広範囲のツボを用いることで対応した。胸椎周りの硬さを取り、肩の可動域を改善する施術方針が、症状の軽減に寄与したと考えられる。












