NEW突発性難聴後の高音の耳鳴りと首肩の緊張
医師による診断:突発性難聴
症状
60代男性が、1ヶ月ほど前に聴力に異変を感じ耳鼻科を受診したところ、突発性難聴の疑いと診断された。その時から左耳に高音の耳鳴りも出現していた。1ヶ月経過した時点で当院を受診されたが、その際には聴力はほぼ正常に戻っており、日常生活には支障がない状態であった。しかし、左耳の高音の耳鳴りとひどい首肩凝りが残存していた。発症直後よりは症状が軽くなっているものの、特に静かな環境で耳鳴りが強くなるため、夜寝る前に気になってなかなか寝付けない状態が続いていた。初診時の触診では、左右の首から背中にかけて緊張が強く、圧痛も認められた。また、首の前面にも強い緊張が見られた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2026年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
4回
施術と経過
初診時には、首の緊張を緩めるため手のツボを使用し、体全体の緊張をとるために頭のツボにも施術を行った。2回目来院時には、耳鳴りに変化は見られなかったものの、首肩が軽くなり睡眠が深くなったとの報告があった。2回目以降の施術では、初診時と同様のツボを使用しながら、顎関節周辺の緊張緩和を目的としたツボにも鍼をした。施術を重ねるごとに体が軽くなり、最終の4診目の際には煩わしい耳鳴りは無くなったとの報告をいただいた。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、4回の施術で終了とした。
使用したツボ
まとめ
突発性難聴の疑いに伴う耳鳴りと首肩凝りを訴えて来院された症例である。聴力は回復していたものの、耳鳴りと首肩の緊張が残存し、特に就寝時の耳鳴りが睡眠の質に影響を与えていた。手と頭のツボを用いて首の緊張を緩和し、体全体の緊張をとる施術を行った。2回目以降は顎関節周辺の緊張緩和も加えた。施術を重ねるごとに首肩の軽さと睡眠の質が改善し、4回の施術で耳鳴りが消失した。首肩の緊張緩和が耳鳴りの改善に寄与した可能性が考えられる症例であった。
























