NEW食事の影響を受ける下痢症状の症例
医師による診断:クローン病
症状
3年前にクローン病と診断され、現在はレミケードおよびペンタサによる治療を継続されていました。
排便は1日1回程度で維持されていたものの、脂質の多い食事やデザートを摂取した際に下痢や腹痛がみられることがありました。また、残便感も自覚されており、症状のさらなる改善を希望して来院されました。
初診時には腹部の圧痛に加え、肩こりや両脇腹の強い圧痛がみられました。
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来院者
男性
10 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年5月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初診時の状態を確認したうえで腹部の圧痛を取ることを目的に、手足のツボを中心とした鍼灸施術を行いました。
施術は週1回のペースで継続しました。もともと症状は常に出現しているわけではなく、脂質の多い食事を摂取した際に下痢や腹痛がみられる状態でした。
施術開始後も4回目頃までは、週に1〜2回程度の下痢や腹痛がみられました。しかし、4回目以降は食事内容に大きな変化がない状況でも下痢症状はみられなくなり、腹部の状態も安定していきました。
6回の施術終了時には、脂質の多い食事に対する不安が軽減し、日常生活における生活の質(QOL)の向上がみられました。
データ

使用したツボ
まとめ
クローン病に対する薬物治療を継続している患者に対し鍼灸施術を行った症例。
初診時には脂質の多い食事を摂取した際に下痢や腹痛がみられ、腹部や両脇腹に強い圧痛が認められました。腹部の圧痛を指標として施術を継続したところ、4回目以降は下痢症状がみられなくなり、症状は安定しました。
クローン病そのものへの治療ではありませんが、薬物治療のみでは残存していた消化器症状や食事に対する不安の軽減、QOL向上に鍼灸が寄与した可能性が考えられました。
担当スタッフ
藤枝 聖也



















