NEW静かな環境で気になる右耳のピー音耳鳴り
症状
50代女性が2ヶ月前から突然始まった右耳の耳鳴りを主訴として来院した。症状は右耳にピーという音が鳴る耳鳴りであり、静かな環境下で特に自覚される。家でテレビを視聴している際やリラックスしている時に症状が気になり、日常生活に支障をきたしていた。耳鼻科を受診し薬物療法を受けたが、症状に変化は認められなかった。また、慢性的な首肩こりも併存していた。初診時の触診では、首部および顎周囲の筋緊張が顕著に認められた。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2026年4月 ~ 2026年6月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
8回
施術と経過
初回施術では、首部と顎周囲の緊張から耳へとつながる部分を緩和する目的で、腕のツボと足のツボに施術を行った。施術後、首部と顎部の緊張が緩和していることを確認した。2回目以降は同様の方針を継続しつつ、骨盤部のツボも併用して経過を観察した。施術を重ねるごとに、家で感じる耳鳴りの頻度が徐々に低下していった。さらに、耳鳴りを自覚してから消失するまでの時間も短縮していった。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められず、8回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
慢性的な首肩こりを伴う耳鳴りに対して、首部と顎周囲の筋緊張を緩和する施術を行った。腕のツボと足のツボを中心に施術し、2回目以降は骨盤部のツボも併用した。8回の施術により、耳鳴りの頻度と持続時間が徐々に減少し、大幅な改善が認められた。耳鼻科での薬物療法で改善が見られなかった症例に対して、筋緊張の緩和を目的とした施術が有効であった可能性が示唆される。今後も定期的な施術により、症状の安定化が期待される。










