コメカミから側頭部が痛い
症状
二週間前より左のコメカミから側頭部がズキズキして市販薬を飲んでも効き目がなかったので脳の異常かと思い脳神経外科を受診した。MRIを撮ってもらったが特に異常がなく、整形外科を紹介された。整形外科で検査してもらったところストレートネックからくる肩こり頭痛と言われた。鎮痛剤を処方されストレッチを支持された。しかしあまり効果を感じれずにいた。仕事中もしんどそうにしていたため同僚が心配してくれ、同僚に紹介され梶谷接骨院・鍼灸院を受診する。
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来院者
女性
50 代
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期間
2017年11月 ~ 2017年12月
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頻度
週2~3回
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通院回数
10回
施術と経過
脊柱の動きを触診で確認していくと特有のコリが見つかった。そのコリを押すとウッと響く痛みがあた。そのコリが原因と考え、そのコリを取るために手に鍼をした。すると押さえて響く痛みも取れ、今まで何をしても効果を感じれなかった頭痛も少しましになった。2回目、コメカミのズキズキはなくなっていた。側頭部から若干痛みが後ろの方に変わってきた。もう一度身体をチェックしてみると前回と違う個所に動きの悪くなっているところが確認できた。そこを調整するように鍼施術をした。5回ほどの施術でほぼほぼ症状は消失したが、再発が怖いため10日目まで施術を続け再発しないことを自覚でき終了とした。
使用したツボ
まとめ
たとえストレートネックあってもそれが頭痛や肩こりの原因になるとは考えにくい。なぜなら、頭痛や肩こりの症状が出ていない楽な時でもストレートネックはストレートネックのままだからである。楽な時でも正常な骨の形に戻ってはいない。ストレートネックはその人の骨の形の「個性」である。もっと重要なのは骨の形ではなく身体全体の動きのバランスである。
担当スタッフ
梶谷和史