生理が近くなると肩こり・背部痛が強くなる
症状
主婦・パートとして日々過ごし肩こり・背部痛を抱えていた。生理が近づく1週間前から身体全体が重くなり特に上半身怠くなることが半年続いていた。仕事をしているよりも在宅時の方が症状を感じている。これまでは、整形外科にかかった時に処方された痛み止めの薬・湿布、他施設でのマッサージ等試してきたが即効性がなく今回は鍼に興味をもち連絡をいただいた。
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来院者
女性
20 代
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期間
2021年6月 ~ 2021年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
柔軟性があり頸や肩の動きの問題はみられなかった。ただ、左右の肩上部を比べると右側に顕著な緊張がみられた。婦人科系と肩こりの関連を解くために足のツボ・ふくらはぎのツボを使った。すると先ほどより外側のコリが気になるようになった。そこで、対応する足のツボに鍼をすると消失した。
2回目、『いつもより生理時の症状が楽だった』とのこと。
これまでと同様の施術を行った。
3回目まで行うと常に冷えていた足先も暖かくなり日々快適に過ごしていると報告をいただいた。これからはメンテナンス目的に2週間に1回の施術をすすめていくことにした。
使用したツボ
まとめ
『施術後に足が原因だったのですね』と驚かれていたのが印象的な症例であります。整理していくと在宅時に症状を感じること・生理が近くなると症状が増すことを考えると下肢の緊張を取り除くことがキーポイントとなりました。
担当スタッフ
洲崎 和広