1週間前に突かれてから痛む首から背中の痛み
症状
剣道をやっており、1週間前の練習中に顔面部を突かれてから痛みが続いている。発生した時同様、頸部に伸展動作が加わると首から肩甲骨内縁を通り上腕三頭筋への方へ放散痛が出現する。痛めてから肩を動かすことも辛く手を前に伸ばすことも制限されていた。5日前に整形外科に受診した所、『筋肉の損傷ですね』と言われたことから、薬物療法ではない施術を希望して連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2021年3月 ~ 2021年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
斜め上を見上げると症状が出現し、痛む箇所が広範であった。肩上部に強い緊張がみられた為その部と連動する小指・腓骨のツボに鍼をした。鍼をするとやや内縁の部に緊張が移った。そこで肘のツボを使い対応すると腕への放散痛が治まった。最後に肩甲骨内縁に緊張が移ったため、臀部のツボを使い仕上げると天井まで見えるほど回復したため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
痛みを引き起こしている箇所が解消するにつれ、次々と痛む箇所が移動していくことは臨床で良くあることです。本件をまとめると、手指・脚・肘・臀部など様々な部位の緊張により引き起こされていたと考えられます。各々に対応したことで改善へと繋がったケースであります。
担当スタッフ
洲崎 和広